今回は、ふわふわサラサラしていそうな髪の毛の質感を
線と塗りで表現する方法をお伝えしようと思います。
ツヤツヤした髪の毛もいいけどね!
参考になったら嬉しいです。
1.ハゲを描く
まずはハゲを描きましょう。
あと、つむじの位置も決めておきます。
2.髪の毛を描く
まず、ハゲの線画を薄くして髪の毛の線画がよく見えるようにします。
そして、つむじから前髪をはやしていきましょう。
髪の毛を描くときのポイントですが、ハゲの線に沿って描くといいです。
3.おくれ毛を描いて、シルエットに変化を出す
ハゲに沿って髪を描いただけだと、ふわふわ見えないので、おくれ毛を描いて髪のシルエットに変化を出します。
おくれ毛は太くしすぎないように!
また、髪の束を描くときのポイントですが、いろいろな太さの毛を描くことと、色々な流れの毛を描くことを意識するといい感じになります。
4.オーバーレイで質感をつける
下塗りが終わったら、明度50以下のグレーをオーバーレイレイヤーで、髪の毛の上部に載せていきます。
グレーの濃さは、お好みで!
5.前髪に肌の色を乗せる
次は、肌の色をスポイトして、髪にエアブラシ等を使ってフワッと色を載せます。
髪の毛に透け感が出て、サラサラ感がアップします。
6.影をつける
乗算レイヤーで影をつけます。
7.線を追加する
サラサラ感を出すために乗算レイヤーで線を追加していきます。
2本の線で一つの髪の束を表現すると、なんかいい感じに見えます。
線はつむじから長めに描くといい感じになります。
8.薄いハイライトを入れる
馬鹿みたいに暗い黄色をスクリーンレイヤーで、光が当たりそうなところに入れていきます。
この薄いハイライトこそが、髪の毛をふわふわにするいちばんのコツだと思います
そして、ハイライトを消しゴムで削ります。
削りすぎは良くないので、ところどころ、ほどほどに削っていきます。
9.小さなハイライトを入れる
とても細かいハイライトをスクリーンレイヤーで入れます。
工程8の薄いハイライトの中に入れるといいです。
これは入れなくても大丈夫だけど、
細かいハイライトを入れると、イラストがリッチな印象になります。
10. 髪の毛の線画を薄くして、一部を濃くする
あと、もうちょっと!
髪の毛の線画のレイヤーモードを焼き込みリニアに変更し、不透明度を下げます。
線画の不透明度を下げたことで、髪と肌との境目などの薄くしたくない部分まで薄くなってしまったので、新たに乗算レイヤーを作り、線を一部濃くしていきます。
11.細かい線を足す
主に毛先に細かい線を入れて、サラサラ感を増し増ししていきましょう。
工程7で使った乗算レイヤーで線を足していきます。
また、ハイライトの境界などの面が切り替わる部分に細かい線を入れると、いい感じになるのでおすすめです。
12.仕上げ
線を消したり足したりして、線が少ない領域と、線が多い領域を作ることで、メリハリが出て、いい感じになります。
また、線画の濃さなども、髪の毛の色に合わせて調整していきます。
白い髪のキャラクターの場合は、線画が濃すぎると、線画浮いてしまうので、薄くしたりしましょう。
完成イエーい!
おまけ
髪の色を変えてもいい感じに見えます。
髪の毛以外の色の塗り方についてはこの記事に書いてあるから、
よかったら読んでみてね!
ー完ー
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